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貸します詐欺とは?悪徳業者の手口や事例、トラブルの対策方法

闇金の手口

「融資を申し込んだら保証料を請求された」
「貸します詐欺の手口や対応策を知りたい」

利益を追求する悪徳業者は騙しやすい人をターゲットにして、貸します詐欺を働く場合がよくあります。貸します詐欺に引っかかると融資を受けられず、支払った金額だけ損してしまうもの。

悪徳業者から被害に遭わないためには、貸します詐欺の仕組みを知っておくことが重要です。本記事では貸します詐欺を働く業者の手口や被害者事例、対策方法についてお伝えします。

貸します詐欺とは

SNSやDMなどで「お金を貸します」と勧誘して、申込者からお金を搾取する方法が貸します詐欺です。

生活費などの支払いでお金に余裕がない人が、貸します詐欺に遭う傾向があります。

銀行や消費者金融からお金を借りる場合、申込者は融資を受ける前にお金を支払う必要はありません。申込者の収入や属性などを審査された後、借入可能額まで現金を借りられます。

一方、貸します詐欺を働く業者に申し込んだ場合、融資を受ける前に保証料など料金を請求されるもの。そして申込者がお金を支払っても融資を受けられないことが大半です。

借金を検討している人は貸します詐欺に遭わないために、悪徳業者の手口を詳しく見てみましょう。

チラシやDMで融資を勧誘

人々からお金を搾取したい悪徳業者は、騙しやすい人を探して融資を勧誘します。

正規の金融機関を装うチラシやDMを作成しておき、以下の条件に当てはまる人に「貸します」と宣伝。

  • 生活費や教育費などの支払いで金銭的な余裕がない
  • 過去に自己破産や個人再生をしてブラックである
  • 既にカードローンの借入可能額が上限に達している

「どのようにしてターゲットを見つけるのか?」と思った読者はいるでしょう。例えば、国が発行する官報には債務整理した人の名前や住所が記載されていて、業者が簡単にターゲットを探せます。

また、SNSで「お金を貸して下さい」など困っている人を検索して、メッセージで融資を勧誘する場合もあること。お金に余裕がないことを発信してしまうと詐欺に遭いやすくなります。

参考:https://kanpou.npb.go.jp/

申込者に保証料を請求する

勧誘により融資を受けたい申込者が現れたら、悪徳業者は手続きするために個人情報を収集します。

自宅の住所や連絡先のほか、実家や勤務先の情報を聞き出して申込者の実態を把握。

そして個人情報を集めた後、申込者に「融資する前に保証料の支払いが必要」と伝えます。申込者の信用を調べる名目で、業者は指定した銀行口座への振り込みを申込者に要求。

もし保証料の支払いを申込者が断った場合、業者は何かしらの理由をつけて脅します。「支払わない場合は自宅に取り立てる」などと主張して、申込者を精神的に追い詰めるのが業者の手法です。

悪徳業者に個人情報を伝えてしまうと、料金の支払いから逃れにくくなるため注意しましょう。

振り込まれたら連絡を無視

融資を受けたい申込者は悪徳業者の指示に従い、銀行口座へ決められた保証料を振り込みます。

口座への振り込みを確認した悪徳業者はさらに搾取するため、口実をつくって料金をさらに請求。

「システム手数料で追加料金が発生した」「エラーが起きたから再度振込が必要」などと伝えて、お金をさらに支払わせるのが業者の目的。申込者はいつまでも融資を受けられません。

もし申込者が反抗的な態度をとった場合、業者は連絡を無視してやり過ごします。保証料を受け取った後に電話を着信拒否する業者も多く、貸します詐欺に遭った被害者がお金を取り戻すのは難しいです。

他の悪徳業者のターゲットになる場合もある

貸します詐欺を成功させた業者は、申込者の個人情報を他の悪徳業者に売る場合があります。

詐欺の被害者はカモ扱いされる傾向にあり、個人情報の流出で違法業者のターゲットになりやすいです。

貸します詐欺の被害者事例

「実際に貸します詐欺に遭った人がいるのか気になる」と思った読者はいるかもしれません。

インターネット上には貸します詐欺の被害事例や相談などが多数掲載されています。

トラブルを避けたい人が見ておくべき被害者事例は以下の3つです。

エクスパックで96万円を郵送

2008年4月頃、違法業者の貸します詐欺に引っかかった人の体験談です。

この相談者は3社の金融機関から合計120万円を借りて、そこから96万円もの資金をエクスパックで郵送しました。

お金を郵送した後に貸します詐欺の存在を知り、相談者は警察に事情を連絡。警察からは「内容証明郵便の送付や電話で業者に返済を求めて」とアドバイスされました。

ただ、連絡したところで業者が返済することはなく、相談者は騙されたショックでうつになりかけている状況。警察以外に頼れる相談先を知るために質問サイトでアドバイスを求めました。

「お金は戻ってこない可能性が高い」という回答が多く、相談者は郵送した96万円を取り戻せなかったことが推測できます。悪徳業者に支払ったお金は基本的に戻ってこないため注意しましょう。

参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1015779295

高額融資のために何度も返済

2010年9月頃、貸します詐欺で何度もお金を支払ってしまった人の体験談です。

この相談者はハローファイナンスという業者に20万円の融資を申し込んだところ、派遣社員を理由に断られました。

「3万5千円の融資をして、返済したら20万円を融資できる」という業者の主張に応じて、相談者は融資を申請。2万円の融資に対して1万5千円の利息をつけて1週間で返済しました。

ただ、相談者が指定された時間に電話しなかったことを理由に業者は再審査を要求。貸します詐欺の手口と業者の対応が似ていることから、相談者は質問サイトでアドバイスを求めました。

「違法業者から20万円は借りられません」という回答により、相談者は融資を断ったことが推測できます。高額融資の審査という名目で貸します詐欺を働く業者もいるため注意しましょう。

参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1447419069

一時保険金で約12万円を要求

岡山市では、貸します詐欺に遭った九州地方在住の被害事例を掲載しています。

被害者は自宅に送付されたDMを見て、50万円の融資を受けるためにDMを送った業者に申込みました。

そして「審査に通りましたが、登録料として5万5千円が必要です。融資の時に登録料は返金します」と業者は連絡。被害者は業者の言うことを信じて銀行口座にお金を振り込みました。

その後も「エラーが出たからもう一度振り込んで」「一時保険金で12万3千円が必要」と業者に言われ、被害者は最終的に計22万3千円ものお金を送金。

しかし、業者の指示に従い続けても被害者は融資を受けられませんでした。DMには存在しない大手金融機関のグループ会社が記載されていて、振り込んだお金を取り戻すのは不可能です。

参考:http://www.city.okayama.jp/shimin/seikatsu/seikatsu_00099.html

貸します詐欺を対策する方法

本記事では、悪徳業者による貸します詐欺の手口や事例について解説しました。

「金融機関から借金したいけど、貸します詐欺が不安」と悩んでいる読者は多くいるかもしれません。

悪質な手口に引っかからないためには、以下の5つの方法で貸します詐欺を対策することが重要です。

  1. 勧誘した業者の住所や電話番号を確認
  2. 消費者ホットラインで勧誘について相談
  3. 融資前の支払い要求に注意
  4. 登録外番号の着信を拒否
  5. 闇金に強い法律事務所に相談

それぞれの対策方法について詳しく解説します。

勧誘した業者の住所や電話番号を確認

怪しい業者からDMやチラシで融資を勧誘されたときは、住所や電話番号で正規の金融機関であるのか確認しましょう。

登録貸金業者情報検索サービスで業者の信頼性を簡単にチェックできます。

もし登録貸金業者ではなかった場合、受け取ったDMやチラシは早めに処分することが重要です。悪徳業者の広告物を残していると、家族が騙されるリスクがあるため注意。

参考:https://www.fsa.go.jp/ordinary/kensaku/

消費者ホットラインで勧誘について相談

怪しい業者から何度も勧誘されて悩んでいる人は消費者ホットラインで相談しましょう。

188に電話をかけることで担当者と相談でき、業者とのトラブル解決につながります。

参考:https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/

融資前の支払い要求に注意

貸金業者に融資を申し込んだ後、保証料などの支払いを要求されたら注意が必要です。

基本的に申込者が融資前にお金を支払う必要はなく、貸します詐欺である可能性があります。

もし審査や保証料などの名目で送金を求められたら、すぐに業者からの融資をキャンセルしましょう。業者に送金しないことで損失を防ぎ、トラブルを最小限に抑えられます。

登録外番号の着信を拒否

過去に闇金などの被害に遭った人の場合、個人情報が多数の悪徳業者に把握されている可能性があります。

一度騙された人はターゲットになりやすく、業者が電話で融資を提案することは多いです。

悪徳業者との連絡を断つには固定電話や携帯の登録外番号着信拒否機能を活用することがオススメ。自分が登録した番号のみ許可することで怪しい人からの連絡をすべてブロックできます。

闇金に強い法律事務所に相談

悪徳業者から保証料などの支払いを要求されて、困っている読者はいるかもしれません。

司法書士法人ジェネシスでは、取り立てに悩む人に向けて問題解決をサポートしています。

電話やメールで借金問題に詳しい専門家と無料で相談でき、最短即日で取り立てを解決できるのがメリット。着手金として1社あたり税抜5万円かかりますが、後払いや分割払いで負担を減らすことが可能です。

また、ジェネシスではお客様とのご依頼内容を守り、家族や知人に許可なく秘密情報をお伝えしません。周囲の人たちに借金がバレることなく悪徳業者との問題を解決できます。

初回2か月間は無料のアフターフォローもあり、しつこい悪徳業者とのトラブルにも対応。貸します詐欺で被害に遭ったときは、すぐに司法書士法人ジェネシスへお問い合わせください。

まとめ

本記事では貸します詐欺の手口や被害者の事例、トラブルの対策方法についてお伝えしました。

貸します詐欺を働く業者に送金してしまうと、お金を取り戻せなくなるため注意しましょう。

融資を申し込むときは業者の信頼性を確認して、融資前に料金が発生しないかチェックすることが重要です。もし悪徳業者とトラブルになったら闇金に強いジェネシスで相談することをオススメします。