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闇金で返済を延滞するのは危険!滞納によるトラブルや解決方法とは

取り立て対策

「闇金から借りたお金を期日まで返済できず、どうしようか悩んでいる」
「借金を滞納することで闇金がどのような対応をしてくるのか気になる」

法律を守らずにお金を貸すのが闇金であり、返済を延滞してしまうのは危険です。何度も取り立ててくるだけでなく、実家や勤務先に嫌がらせをしてくる場合があります。

闇金とのトラブルを防ぐためには、前もって悪徳業者の対応について知っておくことが重要です。この記事では、闇金への返済を延滞したときのトラブルや解決方法について解説します。

返済を延滞したときの闇金の対応とは

「闇金は借りるときの対応が優しいから滞納しても問題ない」と考える人が一定数います。最近では親切に対応するソフト闇金が多く、安全なイメージをもつ利用者は少なくありません。

ですが、闇金は違法な貸金業者であり、滞納した利用者に対しては厳しく取り立てます。貸したお金を取り戻すために、闇金は次のような行為により返済を催促するのです。

  1. 返済されなかったことを電話で連絡
  2. 利息のみの返済を借り手に勧める
  3. 延滞が続けば取り立てが厳しくなる
  4. 実家や勤務先に連絡して催促する
  5. 自宅に嫌がらせされる場合もある

それぞれの項目について詳しく見てみましょう。

返済されなかったことを電話で連絡

闇金は、借金を滞納してしまった利用者に対して、最初は親切な物腰で電話連絡します。いきなり脅すと警察に相談されるリスクがあるため、滞納した理由を優しく質問してくるのです。

もし利用者が返済を忘れていただけなら、すぐに振り込むことで取り立ては終わります。ですが、返済できないことを伝えてしまうと、闇金から大声で恫喝される可能性もあります。

滞納しそうで不安な人は事前に連絡して、返済期日を延ばせないか相談してみましょう。10日程度の延長であれば、事前連絡によって闇金が許可する場合があります。

利息のみの返済を借り手に勧める

期日を延ばしても返済するのが難しい場合、闇金は利用者に対して利息のみの返済を勧めます。元金に比べて利息だけなら返済しやすく、お金がない利用者から利益を得られるからです。

滞納しそうな利用者から見ると、利息のみの返済は魅力的ですが、最終的に返済額が増えてしまうデメリットがあります。元金は残り続けるため、高い金利によって負担が増大するのです。

例えば、闇金から5万円を借りて、10日で5割の利息で返済するとします。利息のみの返済を続ける場合、10日ごとに25,000円を闇金が指定する口座に振り込み続けることが必要です。

自分の返済額が永遠に増えてしまうリスクがあるため、利息のみの返済をするときは十分注意しましょう。

延滞が続けば取り立てが厳しくなる

何度も闇金からの借金を滞納したり、返済を拒否したりした場合、電話による取り立てが厳しくなります。1日に100件以上電話をかけてくる闇金もあり、恫喝によって返済を催促してくるのです。

闇金は複数の携帯を用意していることが多く、1つの番号を着信拒否しても意味はありません。逆に着信拒否をすることで闇金をさらに怒らせて、より厳しく取り立てられるパターンもあります。

また、返済を延滞したために、闇金から借金の延滞料を要求される場合がよくあります。延滞料の相場は1日あたり1万円から2万円であり、10日延滞すれば10万円を超えてしまうのです。

利用者に対して厳しく取り立てても意味がなければ、闇金はさらなる嫌がらせを始めます。

実家や勤務先に連絡して催促する

取り立てても返済されなかったり、利用者本人が電話に出なかったりすると、闇金は利用者の実家や勤務先に連絡します。周りの人間に借金があることを知らせて、利用者への返済を促すためです。

勤務先に取り立てが続くと、仕事で電話が利用できなくて業務に支障をきたすリスクがあります。周りの社員からの評判が下がれば、働き続けるのが難しくなる可能性も小さくありません。

闇金から借りたお金を返済できなくなると、取り立てによって周りとの人間関係が悪化してしまいます。

自宅に嫌がらせされる場合もある

利用者本人が取り立ての電話を着信拒否すれば、闇金が自宅に嫌がらせをするパターンもあります。無関係な他人を巻き込むことで、利用者がもつ周りからの信用を下げるのが闇金の目的です。

例えば、自宅にピザや寿司のデリバリーを大量に注文したり、消防車を呼んだりして利用者を精神的に追い込みます。嫌がらせが続けば、滞納した利用者の世間体は悪化していくでしょう。

今では暴力で取り立てる闇金はほとんどいませんが、暴言や嫌がらせで返済を催促する悪徳業者は多く存在します。滞納することで間接的な嫌がらせが続くことを知っておきましょう。

闇金で実際に延滞した人の体験談

「実際に闇金を利用して滞納した人の実体験を知りたい」と思う人は多いのではないでしょうか。インターネットの質問サイトには闇金利用者の相談が多くあり、延滞した人の体験談がいくつも掲載されています。

  1. 1日2万円の延滞金が発生
  2. 個人情報の買取を要求
  3. 入金したのに返済が認められない
  4. 親の闇金問題に巻き込まれた

それぞれの体験談について詳しく見てみましょう。

1日2万円の延滞金が発生

2014年に闇金から借りたお金を返済できず、悩んでいた人の体験談です。この人は、闇金に連絡して1日待ってくれるようお願いしたら、延滞金が1日2万円発生すると脅されました。

多額のお金を用意できない相談者は何度も謝り、結果として明日に35,000円返済する約束となります。翌日に相談者が指定先の銀行口座に振り込んだところ、闇金から入金確認が通知されました。

しかし、入金したお金の内訳は利息分が15,000円、延滞金が2万円として決められていたのです。完済したと思っていた相談者には返済義務が残り、質問サイトでどうすべきか相談します。

相談者は通話記録などの証拠を保存していなかったため、法律事務所で相談する方法で借金を解決しようとしました。1日の滞納によって返済額が数万円も増えてしまったケースです。

参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10120016300?__ysp=6ZeH6YeR44CA5bu25rue

個人情報の買取を要求

2011年に闇金の押し貸し被害に遭遇した女性の体験談です。当初、相談者は結婚相手から振り込まれたお金と延滞金を払うことで、重大なトラブルを起こすことなく問題を解決します。

しかし後日、闇金から結婚相手に「相談者と相談者の会社、その家族の個人情報を買い取ってくれ」という連絡がきたのです。相談者は闇金を着信拒否していたため、結婚相手に連絡がいってしまいました。

相談者は、家族に知らない番号から電話がかかることで、闇金からお金を借りたことが知られないか不安に思っています。個人情報を買い取るべきか判断するために、質問サイトでユーザーから回答を求めたのです。

ベストアンサーには「法テラスで相談してください」という回答があるため、相談者は相談後に法テラスを利用したのではないかと推測できます。法テラスは国が設立した法人であり、条件を満たせば無料で利用することが可能です。

参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1273640222?__ysp=6ZeH6YeR44CA5bu25rue

入金したのに返済が認められない

2011年ごろに闇金からお金を借りてしまい、返済が遅れてしまった人の体験談です。相談者は闇金と約束した期日までにお金を返済できず、返済に1日遅れてしまいました。

闇金から延滞金を催促されて、返済期日の翌日に5万円を振り込んだのです。しかし、闇金から「振り込まれた5万円は利息分だから、また後で連絡する」と言われます。

次回の返済期日や金額を聞きたくて相談者は電話しますが、闇金は電話に出てきません。悩んだ相談者は返済しなくても問題ないのかを知るために、質問サイトを利用しました。

質問した後に相談者が返事をすることはなく、最終的にどうなったのかは不明です。闇金からお金を借りた実績があると、悪徳業者から嫌がらせを受ける対象になってしまいます。

参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1154854326?__ysp=6ZeH6YeR44CA5bu25rue

親の闇金問題に巻き込まれた

2009年に母親が闇金からお金を借りてしまい、闇金から脅されている女性の体験談です。相談者は結婚して名字を変更していましたが、相談者の個人情報を購入した闇金から連絡されました。

闇金は「あなたの情報を買いたい人が他にもいて、止めるには10万円が必要」と脅します。母親が闇金の番号を着信拒否していたため、娘である相談者に闇金が連絡したのです。

相談者は闇金からの電話に出ないようにしていましたが、あるとき子どもが電話に出てしまいました。闇金の攻撃を恐れた相談者は解決策を見つけるために、質問サイトでどうすべきか相談したのです。

質問後に相談者が返事をした履歴はありませんが、ベストアンサーから法律事務所または市役所に相談したことが推測されます。

参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1026162560?__ysp=6ZeH6YeR44CA5bu25rue

闇金の延滞トラブルを防ぐには

「期日までにお金を用意できず、延滞してしまうかもしれない」と悩んでいる人はいるかもしれません。闇金の延滞トラブルを防ぐには次のようなポイントがあります。

  1. 闇金から借りたお金を返済しない
  2. 警察に相談する
  3. 法律事務所に解決を依頼する

それぞれのポイントについて簡単に見てみましょう。

闇金から借りたお金を返済しない

ほとんどの闇金は高額な金利を設定していて、利息制限法や出資法に違反しています。違法な金利での融資は不法原因給付の対象となるため、利用者がお金を返済する必要はありません。

もし闇金から返済の指示があっても、口座にお金を入金するのはやめましょう。お金を支払ってしまうと返済する意思があると見なされて、不利な状況に追い込まれる可能性があります。

警察に相談する

闇金にお金を返済しないでいると、取り立てや嫌がらせの被害を受ける場合がよくあります。恫喝や脅しの証拠があるならば、最寄りの警察署や交番で相談することがオススメです。

悪質な行為があったことを証拠で示せば、警察が闇金に対して対応してくれることがあります。証拠を用意できない人は法律事務所に相談することがオススメです。

法律事務所に解決を依頼する

闇金に強い法律事務所なら、利用者からヒアリングをしたうえで専門家が闇金と交渉してくれます。分割払いに対応した事務所も多くあり、すぐに資金を用意できなくても利用することが可能です。

闇金の延滞は法律事務所で解決

闇金は滞納している利用者に厳しく、悪質な取り立てや嫌がらせにより返済を催促してきます。返済できなくてトラブルが不安な人は、闇金対策できる法律事務所に相談してみましょう。