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闇金の借金を滞納したが払わずに済む方法と取り立てへの対処法を紹介

取り立て対策

諸々の事情で資金難・経済難により、闇金からお金を調達する方が絶えません。ほんとはよくない・危なさそうというのはわかっていても、やむを得ず闇金を利用するようです。一度闇金に頼ると、法外な高金利による利息返済に苦しむ傾向があるようです。そして返済の督促はただ電話で「利息の返済はどうなっていますか?」と問うだけでなく、様々な高圧的な方法も取ってくるのです。

また、返済以外の不当な要求をしてくる闇金業者もいます。闇金利用者は苦悩の時間を過ごす方が少なくありません。しかしながら、この状況は勇気ある行動で十分な解決策はあります。

そこで今回はこの闇金融につきまして、滞納という観点で触れながら解説します。

滞納になる原因と闇金側の対応

滞納になる原因

滞納になる一番大きな原因は、返済額が大きくなりすぎて返済資金が追い付かなくなることです。貸金業においては、法律で上限金利が定められています。法定金利は下記の通りです。

元本金額 上限金利
10万円未満 年20%
10万円以上100万円未満 年18%
100万円以上 年15%

闇金というのは、上記の法定金利をはるかに大きく上回る高金利の返済を求めてきます。

闇金側の対応

①常軌を逸した電話連絡

1日に何十回・100回電話連絡をします。昼間だけでなく、夜通し電話をするのです。そして電話に出ると大声で怒鳴り散らして、脅すようなものの言い方をしてきます。

②不当な要求も

利息の返済を待つから、携帯電話を新しく契約して電話機そのものは渡すように・銀行口座を譲るように要求する場合があります。そして他にも、お金のために男性は風俗のボーイとして・女性には風俗嬢として働くようになどと求めてくる場合すらあります。

滞納を防ぐには

資金を確保しておく

返済が遅れないような資金を確保しておけば、滞納は防げます。しかしながらこの方法では、闇金問題に対する解決には至りません。

闇金に頼るのを未然に防ぐ

滞納を防ぐベストな方法は、闇金に頼らない・利用できない状況を作ることです。

①見知らぬ貸金業者からの電子メール・ダイレクトメール・チラシなどは破棄しておく

昨今は、電子メールやダイレクトメールを簡単に送れる場合があります。そしてポスティングによって、チラシも簡単に民家・会社を問わずポストに入れられる状況があります。このような電子メール・ダイレクトメール・チラシは、こまめに破棄しておくのがよいです。

②見慣れぬ金融業者からの手紙・契約書などに気を付ける

もし会社や自宅に怪しげな金融業者からの郵便や金融業者の契約書らしきものがあれば、要注意です。闇金業者の書類は、銀行などの契約書に似せて巧妙に作成されている場合もあります。この場合会社のどなたか・家族のどなたかが、闇金業者からお金を調達しようとしている・問い合わせ電話などをした可能性があります。

もしまだお金そのものは調達していなくても、闇金業者側が「お客様話がここまで進んでいて、やはり不要ですではこちらは困るのですよ」と何らかの難くせをつけてくる可能性があります。そして電話番号をはじめとした、個人情報が闇金側へ渡ってしまっているのも危ない点です。

仮にこのような書類があれば次の事柄を解明して、話次第では何らかの措置・措置の準備を考えておいた方がよいです。

  • 誰のものなのか
  • どこの業者とどのようなやり取りをしたのか
  • 何の個人情報はわたっているのかなど
③家族・会社の人・友人・知人の持ち物や行動を確認する

もし家族・会社の人・友人・知人が、今までになかった高級品・自分の収入に相応していない高価なものを所持・購入していたら注意が必要です。行動についても同様のことがいえます。

大してお金はないはずなのに、今までと異なりしょっちゅう海外旅行へ行っている・高くつくレストランなどで週に複数回食事をしてきているなどといった行動も留意事項です。元々本人にその気はなくても、何らかの巧妙な手口で闇金からの資金調達をそそのかされている・導かれつつあるといった場合も推測されます。

④浪費癖・買い物癖を直す・直させる

人によっては浪費癖から、闇金へ手を出す方がいらっしゃいます。そして浪費と似た行動かもしれませんが、買い物癖がある方も闇金からのお金調達を考える場合があります。買い物癖がある方には、使わないのがわかっている・たぶん使わないであろうにもかかわらず買うことそのものでストレス発散になるという方がいます。

この場合は、浪費癖を直す・直させるというのが大変重要です。しかしながらなかなか自力では直せない・家族が試行錯誤しても直させられないという場合があります。この難しい場合は、何か専門的な機関などでの本格的なカウンセリングが必要ではないでしょうか。

滞納してしまってからの対処法

司法書士・弁護士の方といった専門家へ相談

滞納してもう毎日のようにうるさい催促電話が何回も来るという場合は、まずなるべく早めに司法書士・弁護士の方に連絡・相談が重要となります。電話がまだそう毎日のように何回も来るわけではないけど既にお金を借りてしまったという場合でも、同様のことがいえます。

国民生活センター(消費生活センター)への相談というのも有効です

いきなり司法書士の方・弁護士の方へ相談というのは、何となく気が引けてなかなか行動には至らないという場合がある方もいらっしゃいます。このような場合には国民生活センター(消費生活センター)という公の機関もありますので、こちらへの連絡・相談もおすすめといえます。

しかしながらいずれにせよ闇金対策ができるのは、司法書士・弁護士資格保持者となります。よって、司法書士の方・弁護士の方の事務所へ行くと予想されますので二度手間にはなります。ただし国民生活センター(消費生活センター)の方から、闇金対策が可能な法律事務所へ事情を説明して「こうこういった方がそちらへ行くと思われますので、宜しくお願い致します。」と事前連絡をしてくださる可能性はあります。こうなれば相談者としては好都合かもしれません。

貸金業法も武器に毅然と立ち向かう

まず法外な金利にて貸金業を営んでいる闇金業者へは、利息はもちろん元本すらも返済の必要はないのです。そして貸金業には様々な法律があり、下記の内容も貸金業法の一部です。下記事項に該当する取り立て内容があれば、貸金業者として既に重ねて違法行為なのです。

違法取り立て

  • 正当な理由(※注)が無い状態で夜間・深夜・早朝(午後9時~午前8時)に電話・FAX・訪問する
  • 正当な理由(※注)が無い状態で自宅以外に電話・FAX・訪問する
  • お引き取り下さいといっても応じない
  • 張り紙や大声などで借金の事実が近所に知れわたる行動をとる
  • 他金融業者からお金を調達して、利息の返済をするよう求めること

※注:借金者本人と、どうもこうも連絡がつかない場合です。こうなると、借金者の勤め先への連絡が認められてしまいます。しかしこの「正当な理由」について、法律で絶対的に決められているわけではありません。

闇金業者が当然のように行う、常識範囲外の電話連絡の時点で十分に違法行為なわけです。督促行為がこれらの違法行為に当たるという武器を使って、堂々と闇金へ立ち向かう必要があります。

専門家の対応内容

催促連絡の中止

まず闇金被害者の方の多くが至急希望するのが、闇金からの返済催告連絡停止ではないでしょうか。これについて、司法書士の方・弁護士の方といった専門家の方が優先的に対応します。

根本解決へ着手

下記のプロセスを経て、闇金問題解決へと話が進みます。

  • 闇金問題根本解決への戦術作成・説明
  • 費用支払い方法検討・決定
  • 解決へ実行

難くせにも動じない

司法書士の方・弁護士の方が闇金へ電話をして催促をやめるよう電話をしても、いろいろと難くせをつけてなかなかすんなりとは催告電話をやめるのに応じない闇金業者もいます。しかしながら、専門家はこのような難くせには一切動じず断固とした対応をしてくれます。

お金を取り戻す・裁判にも対応

催告電話が止まるというだけでは気が済まないという場合には、お金を取り戻す・裁判をして闇金業者を法的に罰するという手続きにも応じる法律事務所もあります(ただしお金を取り戻すというのは難しい傾向があります)。

対処にかかる時間と経費

即日効果があることも

話や状況次第では、司法書士の方・弁護士の方がその場で闇金へ電話をして頂ける場合があります。そしてこの電話によって、催促電話だけでもその日のうちにとまる可能性があります。夜気持ちが半分くらい落ち着いて、十分な睡眠がとれるようになるだけでもだいぶ助かるのではないでしょうか。

長期化する場合

お金を取り戻したい・裁判をして闇金業者を法的に罰したいという場合は、短期間ですんなりとはいかず結構な時間がかかる長期戦になる場合も想定されます。

経費

相談費用は司法書士の方の場合は無料が多い・弁護士の方の場合でも無料の場合がある、といった具合になっています。

司法書士 闇金に強い弁護士
平均相場 3万円~5万円/1件 4万円~6万円/1件
着手金 不必要な場合が多い 要相談

お金を取り戻したい・裁判を起こしたいとなると、さらに費用がかかってくる可能性があります。

まとめ

以上ソフト闇金・滞納ついて述べてきました。様々なことが記述されてきましたが、大きなポイントは次の事柄です。

  • 闇金からの借金に対しては一切の返済必要がない
  • 滞納へのベスト対策は闇金を利用しないこと
  • なるべく早く専門家に相談する

闇金を利用しないという点に関しては、本記事にある見出し「滞納を防ぐには」の内容を意識する・実行するということです。一般的に鑑みて一見当たり前では?と思えるようなことでも、浪費癖というものはそう簡単には・短期間で治らない場合も少なくないようです。

以上のような滞納防止の内容・専門家への連絡や相談なども含めた措置を講じて、1日も早く元の平穏な生活を取り戻してください。