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生活費のために闇金は必要?被害者の事例や生活費不足を解決する方法

相談・解決

「毎月の生活費を支払うためのお金がない」
「闇金から借金して自分の生活費を補いたい」

新型コロナウィルス感染症の影響など、何かしらの事情で収入が少なくなり、違法な闇金業者から借金してしまう方は一定数存在します。闇金であれば、信用情報に問題がある方でも融資を受けることができますので、生活を一時的に成り立たせることは可能です。
ただ、闇金の利息は非常に高額であるため、返済に追われて生活がさらに苦しくなるリスクがあります。

本記事では、生活費のために闇金利用を検討されている方に向けて、体験談や闇金に頼らない生活費不足を解決する方法をお伝えします。

生活費不足で闇金に手を出す理由

闇金とは、お金を借りたい人に違法金利で融資して、不当に利益を得ようとする悪徳業者です。
カードローンや消費者金融など、正規の金融機関を利用できない事情がある方が闇金を利用する傾向があります。

「なぜ、審査の緩い消費者金融すら利用できなくなるのか分からない」、と思った方もいらっしゃるかもしれません。以下では、一部の方たちが生活費不足で闇金に手を出してしまう理由について詳しく解説します。

大半の人々は生活費のために借金

ギャンブルやキャバクラ、ホストクラブなどで散在する浪費家が、借金地獄に陥るというイメージが世間では強いかもしれません。

しかし、実際には足りない生活費を補うために借金する人が大多数を占めています。

ウィズマネーの借入調査によると、カードローンでお金を借りた理由の上位5項目は以下の通りです。

  1. 生活費の補填(64.8%)
  2. 娯楽・交際費(18.5%)
  3. ショッピング(17.3%)
  4. 収入の減少(14.5%)
  5. 他社カードローンやクレジットカードへの支払い(14.0%)

また、はじめてカードローンを利用した時の年収は200万円から300万円が多く、600万円以上でカードローンを利用する人はほとんどいません。

最近では派遣社員や非正規雇用で働く人が増えていて、収入の範囲内で生活するハードルは高くなっています。既婚者の場合は子供の将来を考えて、教育費のために借金する人も多いです。

参考サイト:https://with-money.jp/research-woman-cardloan/

融資枠が足りなければ闇金を利用

毎月の生活費が収入を超過している状況が続けば、消費者金融から借金することが難しくなります。お金を返済できなければ融資枠がなくなり、時間の経過により借金は膨らんでいきます。

従来では複数の消費者金融を利用して、多重債務により借金を増やすことが可能でした。
しかし、2010年の貸金業法の改正で総量規制というルールが定められ、年収の1/3を超える金額を借りることができなくなりました。

そして融資枠が足りなくなった方の一部が生活費を補填するために闇金を利用するようになったといわれています。闇金であれば総量規制に関係なく借入ができて、収入を超える生活費を支払い続けることが可能となります。

返済できずに取り立てられる

違法な闇金業者は、出資法で定められた上限金利20%を大幅に超えた金利でお金を貸し付けます。

10日で3割から5割の利息を要求する業者が多く、返済できない利用者は強引な取り立てや嫌がらせの対象になります。
闇金業者の取り立ての手口については、以下の記事で詳しく説明していますので、併せてご参照ください。

参考記事:闇金の強引な取り立ての手口!対策・撃退法・根本的な解決策を解説

例えば、10日3割の闇金から40,000円の資金を借りるとします。すると10日後に12,000円の利息を追加した52,000円を返済する必要がある他、3,000円ほどの手数料を支払うことが必要です。

また、融資時に利息や手数料が天引きされた場合、40,000円の融資で25,000円しか受け取れません。

そして、期日までに返済できなければ厳しい取り立てを受けることになります。

生活費のために闇金を利用した人の体験談

「生活費不足で闇金を利用した人の体験談を知りたい」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。インターネット上にある質問サイトには、生活費のために闇金を利用した人の悩みが多数掲載されています。今回は、その中から数例をご紹介します。

キャンセルしたのに家族に知られた

2013年10月頃、生活費のために闇金に手を出した20代女性の体験談です。

この女性はある闇金業者に融資を申し込んだ後に思い直して、業者に電話して融資を断ろうとしました。

しかし、女性の親や兄弟の連絡先を知っている業者はキャンセルを認めずに融資を実行。闇金に手を出したことを家族に知られたくない女性は「払えば問題ない」と考えてお金を借りました。

そしてお金を貸し付けた後に闇金業者は裏切り、実家や兄の職場に電話で連絡。闇金から借金した女性は家族から疑われてしまい、問題を解決するために最適な相談所を質問サイトで尋ねました。

「警察の生活安全課や法律事務所に相談すべき」という回答があり、女性はその回答を参考にトラブルを解決したことが推測できます。闇金には人間関係を悪化させるリスクがあるため注意しましょう。

参考記事:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11115724366

取り立て防止で深夜まで車で待機

2018年2月頃、元彼が生活費のために闇金から借金した女性の体験談です。

質問者の女性は自己破産している男性と交際した過去があり、闇金トラブルに悩む元彼を思って質問サイトに投稿しました。

お金にだらしない元彼は家賃や公共料金を滞納することが多く、数年前の税金も滞納している状況。そのため、闇金の借金を返済できずに業者からの取り立てが続いていました。

また、闇金業者がアパートまで取り立てに来ることを防ぐため、元彼は「車で深夜まで待機する」と主張。不審に思った女性は闇金業者の取り立て内容を知るために質問サイトで相談しました。

「最近の闇金は姿を現す請求はあまりしない」という回答があり、質問した女性は納得したことが推測できます。しかし、滞納し続けると会社や実家まで取り立てや嫌がらせをしてくるなどのリスクがあるため注意しましょう。

参考記事:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11185827201

返済できずに罵倒される

2014年8月頃、生活費の支払いなどで闇金に手を出した19歳女性の体験談です。

この女性は審査が緩い闇金業者をインターネットで知り、融資を受けるために電話しました。

年齢を20歳と言ってごまかしたところ、闇金の審査に通過して2万円の融資を実現。ただ、実際には初期費用で受け取れる金額は15,000円となり、高額な利息により返済金額は4万円まで増加しました。

返済期日は融資を受けてから1週間であり、4万円を支払えない女性は業者から罵倒されたそうです。闇金との借金トラブルを対策するために経験者からのアドバイスを質問サイトで尋ねました。

「周りに事情を知らせて着信拒否すべき」という回答により、女性はトラブルを適切に対処したことが推測できます。取り立てに悩んでいる時は、業者との連絡を断ち切ることがおすすめです。

生活費目的で闇金を利用した時の対処法

「生活費のために闇金から借りてしまった」と悩んでいる方も中にはいらっしゃるかもしれません。

借金をした方が闇金トラブルを避けるためには、以下にある3つの方法で対処しましょう。

お金を返済しない

闇金業者は違法金利でお金を貸し付けているため、本来は利用者が借金を返済する必要はありません。

金融庁が公開している「ヤミ金融対策マニュアル」には悪質業者対策として、以下のように掲載されています。

ヤミ金融の貸付契約は公序良俗違反により無効となり、利息は返済不要
借りた元金は不法原因給付となり、闇金から借りたお金の返済義務はない

もし違法な闇金業者にお金を返済してしまった場合、利用者は業者に対して返還請求できます。ただ、最近は実態を隠して融資する業者が多く、実際に返還請求するのはハードルが高いです。

すでに支払ってしまった資金を取り戻すことは難しいですが、法的に返済義務のない返済を続けることは、損でしかありません。闇金業者に返済することはやめましょう。

闇金に強い法律の専門家に相談する

そうはいっても、「返済しなければ厳しく取り立てられる」、と思われる方もいらっしゃるでしょう。

闇金からの取り立てを止めさせたい時は、法律の専門家に相談することをおすすめします

闇金業者は自らの違法性を承知しており、逮捕されることや罰金等の刑事罰を受けることを最も恐れています。法律の専門家が介入した後も取立てや嫌がらせを続けると、刑事告訴され罰金や懲役刑を科される可能性があるため、ほとんどの業者は法律家が介入すると諦めるといわれています。

ただし、法律の専門家ならば誰でも闇金業者との交渉ができるわけではありません。法律とひとことに言っても様々な分野に分かれており、法律家にはそれぞれ得意とする専門分野があります。闇金対応は、特に専門性が高く深い知識と経験が必要とされるといわれているため、闇金問題を相談する際は闇金対応の実績が豊富なプロに依頼する必要があります。

司法書士法人ジェネシスでは、借金問題の専門家である司法書士と元警察官が力を合わせてあなたの闇金問題の解決にあたります。

相談料は無料で、着手金は1社あたり5万円(税込5.5万円)です。ご依頼後すぐに支払いが難しい方のために、分割払いや後払いの相談も受け付けています。

実際にジェネシスの利用者からは、「職場への嫌がらせが即日なくなりました!」「家族に内緒で解決できました」の評価をいただいております。

闇金業者からの取り立てや嫌がらせにお困りの方は、ひとりで悩まずにぜひ我々司法書士法人ジェネシスへお問い合わせください。

身の危険を感じた時は警察に通報する

闇金トラブルは、警察に相談することも可能です。
警察に相談するメリットとしては、法律の専門家と異なり、無料で相談できることでしょう。

ただし、警察に相談したからと言って、闇金トラブルが解消できるとは限りません。警察は基本的に民事不介入であり、闇金トラブルは一般的に民事事件として扱われるからです。そのため、警察に相談したからと言って、闇金業者に捜査が入り逮捕されるということはあまり期待できません。せいぜい、その場で電話をかけ口頭で注意を行う程度でしょう。そのことを闇金業者側も分かっているため、すぐに取り立てが再開されてしまう可能性が高いです。
そのため、闇金トラブルを確実に解消したい場合は、やはり法律の専門家に相談した方が良いかもしれません。
それでも警察に相談したいという方は、以下の記事を参考にしてください。

参考記事:闇金問題は警察に相談すべき?民事不介入と言われないための方法

警察に相談した方がいいケースとしては、闇金業者が自宅まで直接訪ねてくる場合や、自分や家族の安全を脅かすような脅迫を受けている場合です。

身の危険を感じた時は、早めに警察へ通報することをおすすめします。

闇金以外で生活費不足を解決する方法

「闇金に頼らずに、安全な方法で生活費不足を解決したい」、と考えている方もいらっしゃるでしょう。

もし消費者金融やクレジットカードすら利用できない場合、以下の3つの方法で生活費不足を解決してはいかがでしょうか。

不用品をフリマアプリで売る

最近では個人で簡単に持ち物を売れるフリマアプリが多数あり、不用品を売ることでお金を得られます。

キャッシュレスアプリと組み合わせることで、売却して得たお金をすぐに利用することも可能です。

生活福祉資金を利用する

収入が少ない方や障がいをお持ちの方、ご高齢者は生活福祉資金貸付制度を利用してはいかがでしょうか。

条件を満たすことで総合支援資金や教育支援資金などのお金を、無利子もしくは低金利で借りることができます。

生活福祉資金貸付制度は、通常は上述した通り低所得世帯・障碍者世帯・高齢者世帯が対象となりますが、現在、新型コロナウィルス感染症の影響を受け、収入が減少し生活に困窮している方に対し、特例貸付を行っています。2021年6月末日まで受け付けられていますので、新型コロナウィルス感染症の影響で、生活費にお困りの方は、お住いの市町村の社会福祉協議会にお問い合わせください。

参考サイト:生活福祉資金貸付制度(厚生労働省)

生活保護の場合は一時扶助を活用

生活保護を受給している方で一時的な出費が発生するという場合は、一時扶助を申請することで必要資金を得ることができます。
被服費や家具費、入学準備金などを一時扶助で補うことが可能です。

もし予想外の事由により生活資金が不足する場合は福祉事務所に相談しましょう。

まとめ

今回は、生活費が不足して闇金利用を検討されている方に向けて、生活費不足で闇金に手を出す理由、生活費のために闇金を利用した人の体験談、生活費目的で闇金を利用した時の対処法、闇金以外で生活費不足を解決する方法などについて説明しました。

闇金は法外に高利な上、取立ても厳しく、返済ができなければ周囲の人間にも迷惑をかけることになりますので、生活費に困っても利用することは絶対に止めましょう。

もし、生活費のために闇金を利用してしまった場合は、早めに法律の専門家に相談して問題を解決することをおすすめします