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闇金利用者の怖い体験談とトラブル解決方法を紹介

闇金の手口

「闇金からお金を借りたら、どのような怖いことが起きるのか知りたい」、このように思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近では、怖い取り立てをしないことを謳うソフト闇金も存在しており、闇金から借入をしても返済すれば特に問題がないと思われるかもしれません。

しかし、違法な闇金業者の手口は恐ろしいものであり、利用するとトラブルに発展するケースも多いです。実際に闇金を利用した方の中には、恐ろしい体験をされた方も多数存在します。

今回は、闇金を利用するとどのようなことになるのか、実際に利用した人の体験談と闇金の手口を詳しく解説すると同時に、闇金とのトラブル解決方法について説明します。

闇金を実際に利用した方の怖い体験談

闇金が恐ろしいものであるということは、誰でも知っていることだと思います。しかし、実際は利用しても大丈夫なのではないか、と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
インターネット上には、闇金の被害を受けた方の体験談が多く掲載されています。実際に闇金を利用した方の体験談を知れば、安易に闇金を利用しようという気持ちもなくなるのではないでしょうか。

闇金を利用しようか迷っている方が参考にすべき怖い体験談は、以下の5つです。

  1. 完済したのに催促が続く
  2. 見覚えのないクレジットカードを作られた
  3. 押し貸しされて借金が増えた
  4. 仕返しが怖くて多額の資金を返済
  5. 完済したのに業者から脅された

自分が遭うかもしれない恐怖を知るために、それぞれの体験談を詳しく見ておきましょう。

完済したのに催促が続く

借金をすべて返済したのに、闇金から嫌がらせを受けている方の体験談です。被害者は完済後、断ったのにも関わらず、闇金業者から勝手にお金を口座へ振り込まれて返済するよう命じられたそうです。

最初の借入額は1万円で、1週間後に3万円を返済することで完済となる約束でした。しかし、返済日の事前連絡が遅れたため、闇金業者は被害者に完済ではなく、2万円の利子分を振り込むよう指示してきました。

借金をすぐにでも完済したい被害者は、業者にいわれたことを無視して3万円振り込みました。その後、業者から電話があり、「差額の1万円を振り込みます」と言われて完済させてもらえないと思ったため、被害者は「警察にいきます」と告げて電話を切りました。

しかし、被害者はその日に警察へ行かず、そのまま放置していたのです。すると被害者の職場や子どもが在籍する学校から電話があり、闇金業者からの電話があったことを伝えられました。

怖くなった被害者は、その後警察に通報して、さらには司法書士と相談することで解決したとのことです。業者に個人情報が知られている以上、たとえ借金をすべて返済していても催促されることはよくあります。

見覚えのないクレジットカードを作られた

悪意をもった人物により自分名義のクレジットカードや銀行口座を作られた人の体験談です。この体験談は闇金被害ではありませんが、闇金業者が良く使う手口であるため記載します。

被害者の元にある日突然、80万円以上の請求金額が記載された催促状がカード会社から届きました。カードを作った覚えのない被害者はカード会社に連絡して、申込書の筆跡を確認したそうです。

結果としては、以前不動産の名義変更をするために、委任状を渡した関係者の筆跡と申込書の筆跡が似ていたとのことです。つまり他人が被害者の名義でカードを作って不正利用していたのです。

被害者は、面識もある不正利用した犯人と連絡を取ろうとしましたが、相手と連絡は付きませんでした。カード会社からは不正利用した方と連絡が取れない場合、裁判をするよう被害者に指示しました。

この件では、被害者は何も悪いことをしていないにもかかわらず、自力で警察などに連絡して問題を解決しなければなりません。このように、勤務先や電話番号などの個人情報を知られると、クレジットカードや銀行口座を勝手に作られる可能性があるため注意しましょう。

押し貸しされて借金が増えた

義兄が10社以上の闇金業者から借り入れをしている人の体験談です。被害者の義兄が多重債務者になってしまった理由は、ある業者から8,000円のお金を押し貸しされたことがきっかけだそうです。

お金を借りてしまった義兄は業者から脅されて、仕方なくお金を返済していました。返済を続けるうちに、継続的に返済できると見られたのか、義兄の元には複数の闇金業者から連絡が来るようになりました。

違法な金利でお金を借りていれば、支払う利息は当然高額になっていきます。複数の闇金業者から督促を受けていた義兄は、被害者の実家に嘘をついてお金を持ち出すこともありました。

最終的に返済できなくなった義兄が被害者の姉に相談して、そこで周りの親戚が事態に気づいたのです。警察や法律家にも相談しましたが、その間にも自宅や職場などに対する取り立ての電話は鳴りっぱなしでした。

闇金業者が良く使う押し貸しの手口は、頼んでもいない融資金を勝手に振り込んで来て、利息を支払うよう脅してくるというものです。被害に遭わないためには、闇金業者に自分の口座情報を教えないことが重要です。

怖い業者のために多額の資金を返済

親族経営の会社で土木業を行っている義父が、闇金の被害に遭っているという女性の体験談です。義父は経営の悪化により税金を滞納していたところ、友人から勧められて闇金に手を出しました。

業者から借入れた金額は200万円であり、過去には毎月60万円の資金を返済していたそうです。闇金業者は法外な金利であるため、2年間で800万円返済しても完済には至りません。

会社の利益や家族全員の給料分を返済に回しても支払いスケジュールには追いつかず、女性の夫は2年間の給料が0円となっていました。女性が自身の給料で生計を立てたところ、貯蓄がほとんど無くなってしまったそうです。

お金を借りた義父は契約書を処分していて、闇金から借りた証拠が手元には残っていません。しかし、「仕返しが怖いから」という理由だけで、義父家族はいつまでも闇金の返済を続けていました。

完済したのに業者から脅された

緊急の用事でどうしてもお金が必要であり、闇金のDMで融資を申し込んだ人の体験談です。被害者は業者から信用調査の名目で、1万円融資するので、1週間後に23,000円返済するよう指示されました。

返済期限は月曜日であり、被害者はその前の土曜日に指定の口座に返済金を振り込みました。そして月曜日の18時に返済したことを連絡したところ、業者から以下のように返事がきたそうです。

「電話で連絡する前に振り込むのは話が違う」「18時を少し過ぎているから完済の手続きができない」「今回は利息のみの支払いになるから、1万円は預かる」

上記の説明に被害者が反論したところ、業者から怒鳴られて電話が切られました。最終的には法律の専門家に相談して、業者との問題を解決したようです。

闇金業者は利息を支払い続けさせるために、何かと理由をつけて完済を妨げることがあります。こうした事情もあり、闇金からの借金は完済することが難しいですので、軽い気持ちで利用するのは止めましょう。

怖い闇金を利用しないためには

上述したような闇金を利用した方の実際にあった怖い体験談を知ると、闇金からお金を借りたくないと思われたのではないでしょうか。恐ろしい闇金を利用しないためには、お金を借りる業者を選ぶ際に、以下の4つのポイントをチェックするようにしましょう。

  1. 金利が違法でないか確認する
  2. 貸金業登録を受けているか確かめる
  3. 名称が正しいか比較する
  4. ソフト闇金にも注意

どのようにして闇金の被害を防ぐのか、それぞれのポイントを理解しておきましょう。

金利が違法でないかチェックする

消費者保護のために、利息制限法によって金利の上限は定められています。元金額に対する上限金利は以下の通りです。

  • 元金が100万円以上:年率15%まで
  • 元金が100万円未満:年率18%まで
  • 元金が10万円未満:年率20%まで

また、借金の返済が遅れた際に発生する遅延損害金も制限されています。元金額に対する遅延損害金の上限金利は、以下の通りです。

  • 元金が100万円以上:年率21.9%まで
  • 元金が100万円未満:年率26.28%まで
  • 元金が10万円未満:年率29.26まで

もし貸金業者の金利が上記を超えている場合、闇金業者である可能性が高いです。お金を借りる前に金利が法定金利の上限を超えていないかチェックしましょう。

貸金業登録を受けているか確かめる

消費者にお金を貸す貸金業を行う場合、国や自治体の登録を受けることが必要です。もし所在地や固定電話番号が掲載されていない場合、無登録でお金を貸している可能性があります。電話番号が090から始まる090金融も存在しますが、それも同様に賃金業登録がされていません。トラブルを防ぐために固定電話番号と所在地を明らかにしない業者からお金を借りることはやめましょう。

関連記事:無登録業者は違法?確認方法と対処法を解説

名称が正しいか比較する

闇金業者の中には、大手の貸金業者と似た名称で営業しているところが存在します。名称が似ていても金利や契約条件は異なりますので、名称が正しいか確かめておくようにしましょう。

ソフト闇金にも注意

最近では闇金の怖いイメージを払拭するために、「悪質な取り立てなし」「返済日の延長に対応」という宣伝をしている貸金業者も存在します。利用者に対して丁寧でソフトな対応をするため、ソフト闇金と呼ばれています。

ソフト闇金を始めとする最近の闇金は、暴力的な取り立てを行うことは少ないですが、法外な金利でお金を貸している事実は変わりません。トラブルに巻き込まれないためにも、違法業者には関わらないことを勧めます。

関連記事:闇金とソフト闇金の違いとは?法外な高金利は闇金と同じ?

闇金とのトラブル対処法

闇金を利用して返済が滞ることがあれば、恐ろしい取り立てがやって来ます。怖い闇金とのトラブルを対処するには、どうすれば良いのでしょうか。

闇金に強い法律の専門家に相談する

闇金とのトラブルを解消したい場合、闇金に強い法律の専門家に相談することをおすすめします。

相談の流れとしては、まずは電話やメールで被害状況などを説明し、アポイントを取ります。その後、事務所などに赴き専門と直接話し合うことで、解決に向けた具体的な対処方法が決められます。

費用や解決方法などについて納得ができれば、契約書を作成し正式に依頼します。依頼後は、専門家があなたに代わって闇金へ対応してくれるため、問題解決まで怖い闇金業者と関わらずに済むでしょう。

警察に相談する

闇金問題は、一般的に民事事件として扱われるため、警察に相談しても具体的な対策を行ってくれることはあまり期待できません。
そのため、闇金問題の解決には上記の通り法律の専門家の方が適していますが、もし闇金業者から暴行を受けることや身の危険を感じるような脅迫を受けている場合は、警察に相談し、被害届を提出することをおすすめします。その際は、なるべく証拠となる映像や音声を持っていくようにしましょう。

まとめ

今回は、闇金を実際に利用した方の怖い体験談、闇金を利用しないためのポイント、闇金とのトラブルの対処法について説明しました。

闇金を利用したからといって、必ず今回紹介したような怖い目に合うわけではないかもしれません。しかし、闇金を利用しない場合に比べれば、確実にトラブルに巻き込まれる可能性は高くなります。

もし、すでに闇金を利用してしまったという方は、早急に法律の専門家に相談することをおすすめします。

我々ジェネシスは、借金問題に詳しい司法書士と元警察官がタッグを組んで、利用者に代わって闇金業者と交渉を行う司法書士事務所です。相談料は無料で、着手金は後払い・分割払いに対応しています。闇金を利用して怖い思いをしている方は、一人で悩まずにぜひジェネシスへご相談ください。