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買い物依存症で闇金利用は危険!問題解決策を解説

相談・解決

「買い物依存症で闇金を利用してしまった」
「カードローンやリボ払いの返済のために、闇金を利用しようか悩んでいる」
このような悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

本記事では、買い物依存症で闇金を利用してしまった方、闇金を利用しようか迷っている方に向けて、買い物依存症で闇金を利用する流れと危険性について説明すると同時に、買い物依存症から闇金を利用した事例をご紹介します。闇金問題・借金問題の解決方法と買い物依存症の根本的な解決方法についても詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてください。

買い物依存症で闇金を利用する流れと危険性

買い物依存症とは、ストレス等の原因により、次々と不要な物を購入する状態のことで、精神疾患の一つと考えられています。買い物依存症の方は、収入に見合わない質や量の買い物をしてしまうため、支払いができなくなり、最終的に闇金を利用してしまうケースも少なくありません。しかし、買い物依存症の方で闇金を利用するのは大変リスクの高い行為です。
以下では、買い物依存症で闇金を利用してしまう流れと危険性について説明します。

カードローン等が焦付き闇金へ

買い物依存症でも、最初から闇金を利用する方はいないでしょう。
買い物依存症の方が闇金利用に至ってしまうのは、以下のような流れからと考えられます。

① ショッピングカードのローンやリボ払いを繰り返す
② 上限金額に達してしまい、カードを複数持つ
③ 返済できなくなる
④ 消費者金融を利用するが、こちらも返済できなくなる
⑤ 借入が総量規制の上限以上に達し、正規の貸金業者から融資を断られ闇金に手を出す

このように、買い物依存症で闇金を利用する方の特徴として、すでに多重債務に陥っている方が多いという点が挙げられます。多重債務で闇金を利用する危険性については、こちらの記事(闇金に手を出した多重債務者の末路とは?事例と借金の解決策)で詳しく説明していますので、併せてご参照ください。

期日に返済できずジャンプを繰り返す

闇金業者の場合、返済日は月1回の指定日ではなく、7日後・10日後などと短期に設定されていることがほとんどです。お金に困って借入をした方が、10日後に闇金の高利を含めた返済を行うことは難しいでしょう。返済日に返済額を用意できなかった場合、闇金業者はジャンプを勧めてきます

「ジャンプ」とは、金利だけ払って元金返済を先送りする行為のことをいいます。
消費者金融でも時折行われる行為ですが、消費者金融の場合、返済額の一部を後日支払いに伸ばす利息一部支払いなので、返済金の中に元本も含まれています。一方、闇金のジャンプは、金利を払って元本返済を先送りする行為ですので、元本は含まれていません。ジャンプでいくら支払っても、元本は一円も減りません

しかし、消費者金融やカード会社などへの返済も抱えている場合、そちらへも返済を行わなければならず、まとまった金額を用意することは困難です。そのため、買い物依存症で闇金を利用してしまった方の多くは、ジャンプを繰り返してしまうことになります。

返済が苦しくなり泥沼に

買い物依存症の場合、返済をしている間も買い物への欲求が抑えられないかもしれません。買い物をする資金を手に入れるために、新たな借入先を探し、複数の闇金から借入をしていたケースも珍しくありません。
そうなれば、当然、収入は限られていますので、利息の返済もままならなくなり、返済が滞るようになります。
返済が滞るようになれば、闇金業者は厳しく取り立てを行います。特に女性の場合は、厳しい取り立てに耐え切れず、昼職の他に風俗等のナイトワークに手を出す方もいらっしゃいます。しかし、そこまでしても複数の闇金業者、貸金業者に返済をしている状態では、利息分を用意するのが精いっぱいでしょう。

さらに、もし返済が滞るようなことがあれば、闇金業者は複利という計算方法を行うため、返済がなされなかった際の利息は元本と合算されます。そうなれば、完済どころか元本が増えていくという泥沼に陥ることになるのです。こうなってはもう、借金は増えるばかりで、この借金地獄から自力で抜け出すことは難しいでしょう。

買い物依存症で闇金を利用した事例

買い物依存症で闇金を利用する流れと危険性について、前章で説明しました。
しかし、「買い物依存症で闇金を利用してしまうなどということが実際にあるのか?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
大手Q&A掲示板には買い物依存症で闇金を利用した体験談が複数掲載されています。以下では、買い物依存症から闇金を利用した事例を紹介します。

2018年頃、買い物依存症から闇金を利用に至ったという方の体験談です。

体験者は、もともと、買い物依存の気があったそうですが、実家にいた頃は両親の目もあり防げていたそうです。しかし、転勤を契機に一人暮らしを始めたところ、自由に買い物ができるようになったため、買い物をしすぎるようになってしまったそうです。その結果、カードは限度額ギリギリまで使い、キャッシングもしてしまい、その返済に消費者金融に手を出してしまったとのこと。結局、その支払いもままならず、最終的に闇金と思しき所に手を出してしまったそうです。現在の所、毎月遅れずに支払っているそうですが、返済すると手元に何も残らないため、また借りての繰り返しになってしまうそうです。
「自分が巻いた種なので仕方ないのですが、どうしたらいいのかわかりません。仕事も副業も考えた方がいいでしょうか?」

この質問に対し、回答者からは以下のような意見が寄せられていました。

  • 闇金に手を出した後では、副業をしても意味はないだろう
  • 法律の専門家に相談してみては?

参考記事:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10196360435?__ysp=6LK344GE54mp44CA6ZeH6YeR

闇金問題と借金問題を解決する方法

買い物依存症で闇金を利用してしまった場合、闇金問題と併せて借金問題を解決する必要があります。
以下では、闇金問題と借金問題を解決する方法について説明します。

闇金問題を解決する

闇金問題を解決するためには、主に「警察に相談する」「法律の専門家に相談する」という、二つの手段が挙げられます。

警察に相談する

闇金は違法業者ですので、警察へ相談することも可能です。
ただし、闇金被害は基本的に民事扱いとなるため、積極的に働きかけてくれることは少なく、警察に相談=即解決、とはならないことがほとんどです。しかし、もし闇金業者から脅迫を受けている、直接暴力を振るわれている等、身の危険を感じる場合は、警察に相談しておいた方が良いでしょう。

法律の専門家に相談する

闇金問題を早期に解決したいと考える場合、最もおすすめの相談先は法律の専門家です

闇金業者は自らが行っている行為が違法であることを承知しているため、法律の専門家の介入を嫌います。法律の専門家が介入したことを知った時点で、手を引く業者も少なくありません。中にはしつこい業者もいますが、法律の専門家とまともにやりあうのは闇金業者にとってリスクが高いため、正しい方法で根気強く対応を行えば、いずれは手を引いていきます。

ただし、闇金対応は法律の専門家の中でも扱いが難しく、専門性が高い分野といわれており、対応を間違えたことでむしろ話がこじれてしまうケースもあります。そのため、闇金被害を相談する際は、闇金対応の知識と経験が豊富な専門家に依頼することが重要です

我々ジェネシスは、借金問題に詳しい司法書士と元警察官がタッグを組んで闇金トラブル対応に当たる法律事務所です。相談実績・解決事例を豊富に持ち、あなたの闇金トラブルを全力で解決に導きます。相談料無料、着手金については後払い・分割払いにも対応していますので、闇金トラブルでお困りの方は、一人で悩まずにぜひお気軽にご相談ください。

借金問題を解決する

闇金業者以外からの借入もある場合は、こちらの問題も解決する必要があります。

複数のショッピングローンや、消費者金融から借入がある場合は、債務整理を行うことをおすすめします
債務整理には一定期間借金ができなくなる等デメリットもありますが、借金地獄で返済が不可能なケースではメリットの方が多いと思われます。

債務整理には、任意整理、個人再生、自己破産の3種類があります。どれを選択するかは、借金額と収入の状況を鑑みて、専門家と話し合って決めてください。
リボ払い等の返済を長く続けている方の中には、過払い金が発生しているケースもありますので、一度専門家に相談して調べてもらうと良いかもしれません。

買い物依存症の根本的な問題解決策

買い物依存症から闇金を利用してしまった方の中には、一度債務整理をしても、また買い物をしてしまって元の木阿弥になってしまうというケースがあります。再発を防止するためにも、買い物依存症の根本的な対策を行う必要があります。

カード利用を止める

まずクレジットカード類の利用をきっぱりと止めましょう。
すぐに物が買えてしまうクレジットカードを、買い物依存症の方が持つのは危険です。

買い物は手持ちの現金のみで行い、それを超える金額のものは、本当に必要かよく考えて、お金を貯めてから買うように習慣付けましょう。

協力してくれる家族がいる場合は、一人で買い物に行かない・財布を持たないというのも、対策として有効です。

依存症治療を行う

買い物をしすぎてしまう程度のことは、誰でも一度くらいは経験のあることでしょう。
しかし、ショッピング枠いっぱいにカードを使ってしまう、必要のないものまで買ってしまう、その結果闇金にまで手を出してしまうようなケースは、買い物依存症の可能性が高いです。依存症になってしまっている場合、その欲求を自分で我慢してコントロールすることは難しいかもしれません。その場合は、専門の医者に相談し、カウンセリングや薬物療法を行うことを検討してください。自ら「これは病気なのだ」と自覚して、治す努力をすることが大切です。

まとめ

本記事では、買い物依存症で闇金を利用する流れと危険性、買い物依存症から闇金を利用した事例、闇金問題・借金問題の解決方法と買い物依存症の根本的な解決方法について、説明しました。

世の中には、ストレスの発散方法として、ショッピングを挙げる方がいらっしゃいます。自分の収入の範囲でコントロールして行うことができるのならそれも良いでしょう。しかし、買い物に依存してしまうようになり、借金をしてまで買い物をするようになってしまっては問題です。

買い物依存症からカードローンやリボ払いが支払えなくなった、消費者金融からお金を借りてしまっているという場合は、闇金を頼ることなどせずに、すぐにカードを破棄し、借金を整理するようにしましょう。もし、すでに闇金を利用してしまったという方は、速やかに法律の専門家に相談することをおすすめします。