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闇金の延滞金は高額!請求された時の対処方法

返済停止

闇金業者から借金をして、返済が滞っている場合、延滞金を請求される可能性があります。
正規の貸金業者の場合、契約書などに延滞金(延滞損害金)についての説明がありますが、闇金業者の場合は事前にそのような説明をされることはまずありません。

闇金業者の延滞金は、どのように設定されていて、相場はいくらなのでしょうか?
闇金業者から延滞金を請求された場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?

本記事では、闇金業者への返済が遅れた場合、発生する延滞金の相場と延滞によるリスクを説明すると同時に、闇金業者から延滞金を請求された被害者の実例を紹介します。最後に、闇金業者から延滞金を請求された時の対処方法についても説明しますので、ぜひ参考にしてください。

闇金業者の延滞金の相場と延滞によるリスク

闇金業者への返済が滞った場合、延滞金を請求されることがあります。正規の貸金業者とは異なり、事前に説明されることは少ないため、請求を受けて初めて延滞金の存在と金額について知る利用者がほとんどでしょう。闇金業者の延滞金は、一体いくら程度が相場なのでしょうか。また、延滞した場合、延滞金を請求される以外にどのようなリスクがあるのでしょうか。
以下では、闇金業者の延滞金の相場と、闇金業者への返済を延滞した場合のリスクについて説明します。

闇金は金利が高く延滞しがち

闇金業者の利用者の多くは、収入が不安定・総量規制をオーバーしている・金融ブラック等、正規の貸金業者から融資を受けられない事情のある方です。法定利率での借金すら返済は困難と判断されたわけですから、当然、闇金業者の高利率の返済を続けることは難しく、延滞してしまう可能性は高いでしょう。

闇金業者の延滞金は高額

返済が期日になされなかった時、闇金業者は延滞金を請求してきます。その延滞金は大変高額で、借りている金額にもよりますが、1日1万円~2万円程度といわれています。1万円だった場合でも、10日延滞すると延滞金だけで10万円を超えることになります。

さらに、闇金業者の場合、延滞した場合、利息に利息が付くことになります。

延滞金以外にも利息に利息が付く

正規の貸金業者の場合、延滞した場合でも利息に利息が付くことはありません。しかし、闇金業者の場合、延滞した場合、前回までの利息を元本に含めて利息を付ける複利という計算方法を使うため、利息に利息が発生することになります

例えば、10日で1割(トイチ)の闇金業者から10万円借りた場合を考えてみましょう。10日後の返済額は、10万の元本に1万円の利子が付きます。そのまま返済できないでいると1万円の利子にも利子が発生するため、20日後には122,100円となり、30日後には133,100円になります。そこへ延滞金も加算されますので、10日後に返済する約束をしていた場合、延滞金1日1万とすると20日分は20万円となるため、元本の10万円に対し、30万以上を請求されることになります。

延滞すると周囲に取り立てが及ぶ可能性も

また、闇金業者への返済を延滞している時、一番恐ろしいのは周囲に迷惑が及ぶことです。契約時に闇金業者はほとんどの場合、緊急連絡先などの名目で家族や職場の電話番号を記入させます。返済が滞った場合、闇金業者はそうした個人情報を使って、家族や職場にまで連絡をしてきます。「〇〇さんはお金を借りたのに返してくれない」「家族(同僚)なら代わりに返せ!」等と、取り立てや脅迫を受けたことで、家族や同僚が精神的に参ってしまったというケースも少なくありません。他にも、子どもの学校や家族の職場にまで連絡をしてくる、勝手にピザや通信販売を頼むといった嫌がらせをさせたという事例もあります。

このように闇金業者への返済を延滞すると、延滞金と利息によって返済額が膨らむだけでなく、様々なリスクが生じるのです。

闇金業者から延滞金を請求された被害者の実例

闇金業者の延滞金は法外に高額だということと、延滞はリスクが高いということについて前述しましたが、「闇金業者から延滞金を請求されるなどということがあるのだろうか?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。大手Q&Aサイトには、実際に闇金業者から延滞金を請求された実例が複数掲載されています。以下では、その中から数例をご紹介します。

期日に返済できず延滞料を支払った

2011年頃、闇金へ期日に返済できず延滞金を支払ったという方の体験談です。

投稿者の方は、闇金業者から2万5千円を借りたのですが、期日に返済が間に合わず、1日遅れたため、延滞金5万を請求されて支払ったそうです。しかし、それで完済したと思っていたところ、「5万は利息だから」といわれてしまったとのこと。「入金が確認できたら、また連絡する」といわれたきり、連絡は途絶え、次の期日や返済額を確認するため、電話をしても電話に出てもらえないため、連絡が取れない状況だそうです。

「もう支払わなくて大丈夫なのでしょうか?」という投稿者の質問に対し、以下のような回答が寄せられていました。

  • 支払う必要はないが、必ず後日「期日に遅れているから〇円払え」と連絡が来るだろう
  • 警察へ行き相談するべき
  • 金融庁の相談窓口に相談してみては

回答者のコメント通り、おそらく後日、さらなる延滞金と利息の返済を求められ、後は雪だるま式に返済額が増えていく、無間地獄に陥ることが推測されます。返済は済んでいる、と放置しておくのは危険だと思います。

参考記事:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1154854326?__ysp=6ZeH6YeR44CA5bu25rue6YeR

先方の口座凍結のせいで完済できず遅延金を請求された

2015年頃、完済するつもりが先方の口座凍結でできず、延滞金が付いてしまったという方からの投稿です。

投稿者は、闇金への返済を返済日に行おうとしたのですが、指定された口座が凍結されていたため振り込むことができず、そのまま更新となってしまったそうです。延滞金も請求されていて、「返済は難しい」とのことですが、明日払わなければ、家・職場・両親の職場・元嫁の職場・家の近所すべてに嫌がらせや電話をすると脅されているそうです。

どうしたらいいかわからず、途方に暮れている様子の投稿者に対し、回答者からは「法律の専門家に相談するように」というアドバイスが寄せられおり、こちらがベストアンサーに選ばれていました。

闇金業者は違法行為を行っているため、他の被害者が警察や法律家に相談をした場合、使用している口座が凍結されてしまうことも考えられます。先方の都合で返済できなかったのに、延滞金を請求されるのは理不尽極まりないですが、闇金業者に道理を求めても無駄というものです 。

参考記事:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11144937086?__ysp=6ZeH6YeR44CA5bu25rue6YeR

闇金業者から延滞金を請求された時の対処方法

前章では、闇金業者から延滞金を請求された実例をご紹介しましたが、では、闇金業者から延滞金を請求されてしまった場合、どのように対処するのが良いのでしょうか?
以下では、闇金業者から延滞金を請求された場合の対処方法について説明します。

法律の専門家に相談する

闇金業者から延滞金を請求されている場合、早急に手を打つ必要があります。延滞金を請求されているということは、つまり支払期日までに返済できていないということで、前述した通り、闇金業者への借金を延滞するのは大変危険なことだからです。そのまま放置していた場合、業を煮やした闇金業者が、いつ家族や職場に嫌がらせ行為をしてくるか分かりません。

家族や周囲に迷惑をかけないためにも、闇金業者へ返済が出来なくなってしまった時点で、法律の専門家に相談することをおすすめします。法律の専門家に依頼すると、闇金業者からの取り立てを止めることが可能です。そのため、延滞金を含め返済を行う必要がなくなります。また、嫌がらせや迷惑行為についても相談に乗ってもらえるため、その点についても心配する必要がなくなります。

携帯電話・使用口座を解約する

法律の専門家に相談した後は、携帯電話の番号を変更し、借入の際に使用した銀行口座を解約することをおすすめします。

電話番号を知られている以上、解決した後も、いつ闇金業者から連絡が入るか分かりませんし、口座番号が知られていれば、勝手に入金して返済を要求される「押し貸し」の被害に遭う可能性もあります。また、万一闇金業者が「客振り」といって、別の客からの返済をあなたの口座に融資として行っていた場合、口座凍結されてしまう恐れもあります。

一度闇金業者に知られた個人情報は、いつまでも闇金業者や詐欺グループなど犯罪者ネットワークの中に残ると考え、可能な限り変更を行うようにしましょう

身の危険を感じた時は警察に相談する

警察は原則民事不介入なので、闇金問題(借金問題)を相談しても、解決に向けた対応をしてくれることは少ないです。そのため、闇金業者とのトラブルを相談する場合、警察より法律の専門家がおすすめです。ただし、恐怖を覚えるほどの脅迫を受けた場合や、滅多にないことではありますが、暴力を振るわれる等、身の危険を感じた場合は、警察に相談することをおすすめします。

警察に闇金問題を相談する時の担当部署は、生活安全課です。もし所轄の警察署に生活安全課がない、あるかわからないという場合は、あらかじめ所轄警察署に「闇金トラブルを相談したいがどこに行けばいいか」と、問い合せてから行くと良いでしょう。

まとめ

今回は、闇金業者の延滞金の相場と延滞によるリスクおよび闇金業者から延滞金を請求された被害者の実例の紹介と、闇金業者から延滞金を請求された時の対処方法について説明しました。

闇金業者への借金が返せなくなった場合、延滞金と利息を払いながら完済を目指すのはまず不可能です。自力で何とか解決したいと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、そうこうしている間にも、延滞金は嵩み利息は雪だるまのように膨れ上がり、1万の借金が100万にもなりかねません。そのような事態に陥らないためにも、闇金業者を利用してしまった場合、出来るだけ早期に法律の専門家に相談し、闇金業者と手を切ることをおすすめします。

我々ジェネシスは、闇金業者への対応経験豊富な司法書士と元警察官が力を合わせて、闇金トラブルを解決する司法書士事務所です。相談は無料で、着手金については後払い・分割払いにも対応しています。24時間・年中無休で受付しておりますので、闇金業者から延滞金を請求されている方は、一人で悩まずにぜひお気軽にご相談ください。