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パチンコ金融の危険な手口とは?実際に借りた人の体験談

闇金の手口

「ギャンブルで勝つためにお金を借りたい」
「パチンコ金融を利用した人の体験談が気になる」

ギャンブルにハマった人をターゲットにして、お金を貸し付ける業者がパチンコ金融です。ほとんどのパチンコ金融は違法に融資を行うため、法外な利息や取り立ての被害にあう利用者が一定数います。

もしパチンコ金融を利用してしまった場合、専門家に依頼してトラブルを解決することが必要です。

この記事では悪質なパチンコ金融の手口と利用者の体験談、対処法について解説します。

パチンコ金融の手口とは

パチンコやスロットなどのギャンブルにハマった人に融資する貸金業者がパチンコ金融です。闇金がパチンコ金融として営業することが多く、法律の上限を超えた金利で資金を貸し付けます。

ギャンブルしたい人は「もう少しで勝てる」と思う場合がよくあり、パチンコ金融は心理を利用して融資を勧誘。借りたお金でギャンブルに勝ってしまうと、利用者がギャンブルにより依存するリスクがあります。

もし借りたお金でギャンブルに負けてしまうと、返済できずに悪徳業者から取り立てられる可能性もあること。ギャンブルで借金が増えてしまい、破産してしまう利用者は少なくないです。

なぜパチンコ金融にはリスクがあるのか、悪徳業者の危険な手口について詳しく見てみましょう。

お店の近くで融資を宣伝

パチンコ金融はギャンブルで勝ちたい人を集客するために、お店の近くで融資を宣伝します。パチンコ客の車や自転車にチラシをはり、客からの電話を待つのが一般的な勧誘方法です。

また、パチンコ金融の担当者がお店の中に入り、見込み客と仲良くなる方法もあります。そして見込み客が資金不足になったとき、担当者がお金を貸してあげることで融資を成立。

パチンコやスロットにハマった人は冷静に判断することが難しく、お店近くで勧誘されると融資を申し込みやすくなります。「勝ちたい」と思うことで借金に手を出すハードルは低くなるのです。

高い利息で客に融資

勧誘により客から融資の申し込みがきたら、パチンコ金融の担当者がお店に向かいます。そして利用者の本人確認をしたうえで、数万円の資金を貸し付けるのが業者の手法です。

本人確認では運転免許証やキャッシュカードなどを撮影して、本人と一致しているか担当者がチェック。問題がなければ10日3割から5割の利息でギャンブルの軍資金を融資します。

担当者が融資前に10日分の利息を徴収するのが一般的であり、利用者が受け取れる資金は融資額よりも少なめです。

利用者は消費者金融よりも明らかに高い金利でお金を借りることになります。

返済できなければ取り立て

パチンコ金融からお金を借りた利用者はホールに戻ってパチンコ・スロットに挑戦。そしてギャンブルに勝てなければ、借金を返済できずにパチンコ金融から取り立てられます。

パチンコ金融の担当者は本人確認により利用者の電話番号や住所を把握しています。そのため利用者の携帯に何度も電話をかけたり、家にビラを貼ったりして利用者に返済を催促。

もし利用者本人に取り立てても意味がなければ、自宅に救急車やデリバリーを呼んで嫌がらせする場合もあること。返済を無視し続けることでパチンコ金融とのトラブルは大きくなります。

返済できれば勧誘

パチンコやスロットは確率で勝てるギャンブルであり、借りたお金で当てる場合もあります。そしてパチンコ金融に資金を返済できれば、基本的に利用者は借金で取り立てられません。

ただ、パチンコ金融は闇金と同じ悪徳業者であり、利用者に借金してもらうことで営業を続けられます。そのためパチンコ金融は利用者の個人情報を活用して勧誘するパターンが多いです。

ときには悪徳業者のグループに個人情報が流出してしまい、見知らぬ闇金から電話がかかる場合もあります。たとえ借金を返済できたとしても、パチンコ金融と関係を断ち切るのは難しいです。

パチンコ金融の体験談

「パチンコ金融を利用した人の話を聞きたい」と思う人は多くいるでしょう。

インターネットで質問サイトを利用できる今では、パチンコ金融や闇金で相談する人が一定数います。

ギャンブルのために借金したい人が見ておくべき体験談は以下の3つです。

  1. 実母が借金してパチンコに依存
  2. 上限額を超えて闇金から借金
  3. パチンコ店の常連から150万円を借金

それぞれの体験談について詳しく紹介します。

実母が借金してパチンコに依存

実母のパチンコ依存により離婚してしまった40代女性の体験談です。女性は定年を迎えた母親と同居していて、実母は浮気やパチンコ依存によって女性が中学生のときに離婚しました。

若いときから毎日のようにパチンコ店へ行き、お金がなくなれば実母は女性に無心していたのです。また、実母はサラ金やパチンコ金融にも手を出してしまい、多額の借金を抱えていました。

ギャンブルにより女性が実母に渡したお金は600万円を超えていて、女性は縁を切ることを決意。同じような経験をした人からアドバイスを貰うために女性は質問サイトで相談しました。

さまざまな回答者からアドバイスされて、女性は親離れのために頑張ろうとしています。家族が借金してまでパチンコに依存してしまうことで、最終的に人間関係は悪化するのです。

参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13210547283?__ysp=44OR44OB44Oz44Kz6YeR6J6N

上限額を超えて闇金から借金

パチンコが原因でサラ金から100万円も借りてしまった主婦の体験談です。この主婦はギャンブルでサラ金の限度額を超えてしまい、ついには闇金に手を出してしまいました。

闇金に返済する金額は毎週1万円ですが、1万円では利息しか返済できません。ただ、サラ金から借りたお金を毎月返済する必要もあり、返済額を増やすことは難しい状況でした。

闇金に「今週は利息を返済できないかも?」と伝えたところ、「自宅に取り立てる」と脅されたのです。主婦には子供や夫がいるため、トラブルを防ぐために質問サイトで相談。

回答者からのアドバイスにより、主婦は法律事務所に相談して債務整理を決意しました。法律に詳しい専門家と相談することで、借金返済の負担を減らすことができます。

参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11211348926?__ysp=44OR44OB44Oz44KzIOmXh%2BmHkQ%3D%3D

パチンコ店の常連から150万円を借金

よく通っているパチンコ屋の常連から借金した人の体験談です。この体験者はパチンコ屋にいる常連と顔見知りになり、大負けしたときに常連から2万円を借りてしまいました。

そのときは運良くギャンブルに逆転したため、2万円に気持ちを追加して常連に返済。そして何度も常連からお金を借りるようになり、2万円を借りて10日後に4万円を返済するパターンを繰り返しました。

何度もお金を借りたことで最終的には借金が150万円まで増えてしまったのです。そして頻繁に電話で取り立てられるようになり、体験者はトラブルを解決するために質問サイトで相談。

回答者から無料相談できるサイトを紹介してもらい、体験者はトラブル解決に向けて専門家と話を進めています。1人で借金問題を抱え込まずに専門家と借金について相談することが重要です。

参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10155186270?__ysp=44OR44OB44Oz44KzIOmXh%2BmHkQ%3D%3D

パチンコ金融の対処法と相談先

パチンコ金融はかなり高い金利で融資する違法業者であり、もし手を出してしまったときは適切に対処しましょう。

利用者がパチンコ金融を対処する方法と相談先は以下の通りです。

  1. お金を返済しない
  2. 被害を受けたら警察に連絡
  3. 法律事務所に相談

それぞれの方法について解説します。

お金を返済しない

パチンコ金融は違法な金利で利用者に融資するのがほとんどであり、法律上は利用者がパチンコ金融に借金を返済する必要はありません。

被害の拡大を防ぐためにお金を返済するのはやめましょう。

被害を受けたら警察に連絡

借金を返済しないでいると、パチンコ金融の担当者から暴言や恫喝により取り立てられる場合がよくあります。もし電話で脅されたときは通話記録を保存して、警察に相談することがオススメです。

取り立ての違法性が認められれば、警察がパチンコ金融に警告したり違法業者を摘発したりする可能性があります。

法律事務所に相談

パチンコ金融は実態が分かりにくく、警察に相談してもトラブルが解決しないこともあります。そのときは闇金に強い法律事務所に相談して、借金問題を専門家と解決することがオススメです。

法律事務所に相談することでパチンコ金融とのトラブルを解消したり、自分の借金を軽減したりできます。パチンコ金融以外にサラ金や消費者金融の借金を抱えている人に法律事務所は最適です。

ギャンブル依存症を治すには

借金するほどパチンコにハマってしまうと、借金問題を解決した後もギャンブルに手を出してしまうリスクがあります。

ギャンブル依存症から抜け出すには以下の3つの方法を参考にしましょう。

  1. カウンセリング
  2. クスリによる治療
  3. 自助グループへの参加

それぞれの方法について解説します。

カウンセリング

一般的な病院ではギャンブル依存を病的賭博と呼び、カウンセリングにより依存症を改善します。

精神科医と相談することで自分が病的賭博であるのか診断したり、適切な治療を受けたりすることが可能です。

クスリによる治療

もしカウンセリングによる治療が難しい場合、病院が患者にクスリを提供する場合があります。

正しくクスリを服用することでよりスムーズに依存症から抜け出せるでしょう。

自助グループへの参加

「自分の力でギャンブル依存症から抜け出したい」と考える人はいるかもしれません。

国内にはギャンブルをやめたい人向けの自助グループがあり、参加することで依存を改善しやすくなります。

例えばギャンブラーズ・アノニマスは日本国内に194ものグループを設置する団体です。パチンコやスロットなどのギャンブル依存で悩む人が匿名でミーティングに参加できます。

また、ギャンブル依存症により被害を受けた家族や友人向けの自助グループとしてギャマノンもあります。

匿名でミーティングに参加でき、批判のない環境で悩みを打ち解けられるのがメリットです。

参考:http://www.gajapan.jp/

まとめ

パチンコ金融はギャンブルで勝ちたい人の心理を利用して、高利で融資する違法業者です。もしお金を借りてしまうと高い利息を請求され、返済できなければ取り立ての被害に遭います。

ギャンブルで借金が増えてしまった人は、まず法律事務所で相談することがオススメです。司法書士と一緒に借金問題を解決してから、自身のギャンブル依存症を克服しましょう。